社内活動

サマータイムについてテレビの取材を受けました!

8月上旬、東京本社にてテレビ局からの報道番組の取材が行われました。

当社では2011年の東日本大震災以降からサマータイムを導入しており、5月~9月末まで就業時間を1時間繰り上げて勤務しています。
現在、2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として、安倍首相が導入の是非を検討していることから注目されているサマータイムですが、いち早く取り入れている会社として取材のお声掛けを頂きました。

 

社内風景の撮影

 

新聞やニュース等の報道では、サマータイムの導入により暑さ対策や省エネ、余暇を利用した消費の増加、交通事故や犯罪の減少等の効果が見込まれています。
その反面、交通機関のダイヤ変更が必要となることや体内時計が乱れ体調へ悪影響を及ぼす可能性、残業が増えることへの懸念などの課題点も指摘されています。

 

出社する社員

 

取材では、朝の出社風景や毎日続けている清掃、ラジオ体操、朝礼の様子等の撮影と、社員へのインタビューが行われました。
インタビューでは数名の社員が取材を受け、サマータイムに対する個人の感想をお伝えしました。
物資営業本部の社員からは、海外とのやりとりをする上で、時差を気にせずテレビ電話ができるようになったと変化を実感する声が聞かれ、朝にスッキリとした頭で効率よく仕事をしようという意欲が生まれると話す社員もいました。他にもメリットとして、帰宅後のプライベートの時間を充実させられることや、家族との時間が増えたという声などが上がりました。その一方、他社との時間が合わないというデメリットや、仕事と育児を両立している社員からは、保育園の時間等が合わず苦労を感じているとの正直な感想があり、当社としてもこのインタビューを通し、サマータイムには改めて課題点があることを確認できました。

 

インタビューを受ける若手社員

 

海外とテレビ電話をするドローンチーム

 

世間での意見は賛否両論ですが、当社では、猛暑やラッシュを避けての通勤や節電効果、さらに残業時間の削減や終業後の時間の有効活用等を目的として導入し、8年目を迎えました。8年間実施を続け、当初の目的は達成できているのではないかと感じています。
今回このような形で注目され取材を受けることになるとは思いもよりませんでしたが、当社のことや取り組みを知って頂く良い機会になったのではないかと思います。

今後も、より生産性向上や効率化を求め会社の仕組みを見直し、時代の流れをいち早く汲んだ取り組みを続けて参ります。