フライト前チェックリスト
フライト前チェックリスト
Soloのフライト前の準備ガイドとして、このチェックリストを使用します。ご自宅でトラブルシューティングをしておくことは、野外でおこなうのとは対照的にとても簡単ですので、まずはご自宅で一通りチェックすることをお勧めします。
製品に疑問や不安があり、Soloサポート情報で解決法が見つからなかった場合にはこちらのサポートにお問い合わせください。
お出かけ前に確認しましょう
1.バッテリーの充電
「フライト前チェックリスト」はフライト前の準備に必要なる、重要な準備項目を網羅しています。
これらを全て暗記するのは大変ですので、チェックリストは常に携帯しましょう。
2.飛行に関する部品
破損や各部の緩みをチェックします。
全てのプロペラを慎重に点検し、歪みや欠けたものは破棄して新品に交換してください。
3.撮影や映像のストリーミングに関する部品
GoPro® を使用する場合、SoloにGoPro® を取り付けて全ての機器の電源を入れ、全ての接続が完了して、Soloアプリに正常にストリーミング映像が映るか事前に確認しましょう。
マイクロSDカードの残量も、撮影予定時間を収録するのに十分足りるか確認しましょう。
GoPro® とマイクロSDカードは撮影用のオプション部品です
4.梱包
さあ、全て正常に動作することが確認出来たら、丁寧にキャリングケースにしまいましょう。
輸送中に破損した部品を現地で発見すると、とても残念です。全ての用品がぴったりと安定するように確実に収納しましょう。
現地に到着したら、フライト場所の状況を確認しましょう
1.人
あなたがベテランか新人かは問わず、人のいる周辺では絶対に飛ばしてはいけません。 予期しない危険な事態はいつでも起こる可能性がありますが、例え外的要因であっても、自分や周りの人の安全を確保する最終的な責任はあなたにあります。 |
2.悪天候
Soloは悪天候に対応した設計ではありません。 強風、降雨、降雪などの状況下では、荷物を片付けて天気の回復を待ちましょう。 |
3.空港の周辺 空港から6km圏内(一部の空港は9Km圏内)は法律で飛行が禁止されています。 |
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Wi-Fiの電波干渉
Wi-Fi(2.4GHz)電波の干渉を避けましょう。電波が多く飛び交うエリアでは、Soloの通信の信頼性は低下します。
コントローラーとSoloの間に遮蔽物(背の高い建造物や木々)があると電波を遮りますし、送電線や携帯電話の基地局アンテナ、変電設備などは電波干渉を引き起こします。
2.4GHzの電波はWi-Fiだけでなく、河川などの防災無線、電子レンジ、Bluetoothなど多くの機器が使用しています。
フライト直前の最終チェック
1.プロペラ
プロペラが正しく固定されており、干渉している部分もなくスムーズに回転するか、手で触って確認しましょう。
プロペラを目視で確認し、輸送中に変形や欠けた部分がないか、もう一度確認しましょう。
2.アンテナの設定
アンテナの角度は先端を下に向け、飛行中のSoloとほぼ垂直になるようにします。
2本のアンテナは平行から約20度開いた角度になるように調整します。
3.GoPro®設定(オプション)
SoloにGoPro®を取り付ける前に、マイクロSDカードが入っており、設定が推奨設定になっているか確認しましょう。 それからカメラを取り付け、SoloアプリがGoPro®と正しく接続して、ストリーミング映像が正常に映る事を確認しましょう。
GoPro®のWi-Fi出力がオフになっていることを再度確認してください。
万一オンになっている場合、Soloは予期しない動作を起こすことがあります。
4.水平な地面から離陸
スムーズに離陸をする為には、水平で凹凸のない平らな地面から離陸させる必要があります。
5.安全な離着陸場所を確保
周囲6mが離着陸に支障のない場所を選びましょう。
離着陸場所のGPS信号の強さに応じて、Soloがゴーホームして着陸する時に、誤差が生じる可能性があります。
6.ゴーホームの精度
GPS信号の強さは場所によって変わりますので、ゴーホームの着陸地点は離陸地点と若干異なる場合もあります。 ですので、一度Soloを近距離(10m~20m程度)に飛ばしてみてゴーホーム機能をテストし、どの程度の精度で着陸するか把握しておくことが非常に重要です。
周囲の状況の最終確認!
仮にあなたがフライトしようとしたエリアを、誰かがウロウロしていたとしても、飛行前チェックをしているうちに、おそらく立ち去っている事でしょう。
安全なフライトを行うために、あなたの周囲に潜んでいる、フライトに危険を及ぼす可能性のあるものを再度よく見て確認し、常識と良識を忘れないでいてください。