芝本ソリューション
3月 15

PPKシステムのご紹介
GCP計測作業の削減へ!

近年、建設現場におけるUAV(無人航空機)の活用は現場の定点撮影から測量によるオルソ画像や点群データの作成に活用の幅が広がっています。セスナ機による航空測量より安く、より低い高度からの詳細撮影が可能で、かつ持ち運び易く使い勝手の良さが特徴です。また、自動フライトプランを作成するアプリ群も充実しており、操縦者の技量に関わらず一定の品質のデータを収集・生成することができます。

国土交通省の『UAVを用いた公共測量マニュアル』では出来形管理に使用できる位置精度5センチ以内を満足するために隣接する標定点は100m以内に設置することが標準とされています。

公共測量において4haの現場に対して14点のGCP(対空標識)設置が必要となります。単純計算で40haの現場であれば140点が設置する必要があります。ダム等の大規模かつ高低差のある現場の場合、GCPの設置・計測は一層骨の折れる作業になります。例えば、GCP(対空標識)の設置に1日、計測に1日、そして空撮に半日掛かっていては現況(地形)が大きく変化して正確な測量データを取得できない可能性もあります。

PPK システム(後処理キネマティック方式)

PPKシステムを導入することでGCP計測の作業時間を大幅に削減することができます。令和2年3月に国土交通省が発表した『空中写真測量を用いた出来形管理要領(土工編)(案)』の改定に伴い、「カメラ位置を直接計測できる手法」の一つとしてPPKシステムが追記され、標定点の設置を省略することができるようになりました。さらに弊社が取扱うKLAU PPKシステムでは3cm以内の補正が可能です。 

PPKとは

PPKとは、仮想基準点を用いた後処理キネマティック方式(Post Processing Kinematic)を採用した地形測量システムです。DJI製品をはじめとした汎用UAVに専用ユニット(KLAU PPK Unit)を搭載してフライトしカメラシャッターを閉じた時点のUAVの位置データを記録します。国土地理院が設置する電子基準点の位置情報とUAVの位置データを、専用ソフト(KLAU PPK-J Desktop)で後処理補正(画像のEXIFデータを上書き)します。後処理補正された画像をSite Scanで処理すると補正済みのオルソ画像、点群、メッシュデータを生成することができます。

PPKのメリット

  • 対空標識の設置と計測時間を大幅に削減
  • RTKシステムと異なり、携帯電波が通じない場所でも使用可能
  • 3センチ以内精度
  • 専門知識が不要

何が必要?

あらゆる汎用UAV搭載可能な『KLAU PPK Unit』と、取得したデータを後処理補正するためのソフト『KLAU PPK-J Desktop』で始められます。ワークフローは通常のUAV写真測量とほとんど変わりません。

1.PPK Unitを搭載したUAVでフライト

2.フライト後PPKログと空撮画像をPCへ取込、KLAU PPK-J Desktopで画像を補正

3.補正した画像をSite Scanに取込、処理 

弊社取扱製品のSite Scan for ArcGIS(自動フライトアプリと自動SfM処理クラウドソフトウェア)とPPKを組合せると、誰もが高精度なUAV写真測量を行うことが可能です。標定点を減らしたい(無くしたい)、RTKに必要な固定局の設置や携帯の電波確保とおさらばしたい方、弊社までお問合せください。

PPKシステム

【本件に関する問い合わせ先】
ソリューション事業本部 TEL:03-3553-1122

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