芝本ソリューション
3月 29

ドローンで土量計算が容易になる

容積計算はどんなプロジェクトにおいても必要不可欠なものだ。一方でその作業には時間と費用がかかり、さらに危険でもある。それを今、ドローンが変えようとしている

2017年3月29日

Hugh McFall (3DR)

容積の計算はどんなプロジェクトにおいても必要不可欠なものだ。一方でその作業には時間と費用がかかり、さらに作業員を骨材の山の上に登らせる作業には危険が伴う。請負業者が正確な容積データと安全性や効率性を天秤に掛けなければならない時代は終わった。今や現場において、ドローンがより安全で効率よく容積の計算を行えることは確認されている。さらにドローンは難なく既存のワークフローに取り入れることができる。

ドローンを取り入れた容積計算を行えば、以下のことが期待できる。

1. 現場での作業時間の短縮

Site Scanを使ったカスタマーの現場の容積計算

ドローンを使えば、ボタンを押すだけで容積計算ができる。プログラミングを事前に行えば、あとは自動的に飛行し、距離や面積、容積などを数分で計算できる。飛行経路を設定すれば、手動で操作せずに同じ経路を飛行させることができ、時間と労力を節約できる。実際、アスファルトとセメントを販売するある大手セメント会社はドローンを使うことでデータ収集作業にかかる時間を96%も短縮できた。

2. データ収集にかかる費用を削減

仮置土のメッシュデータ

仮置土と骨材の管理をする際に、最も費用対効果が高い方法は空中からのデータ収集である。調査と建設を手掛けるアメリカの大手企業、McKim & Creedは、60エーカーの敷地がある現場でドローンを使った土量の計算を行った。すると、ドローンを使った調査は従来の地上測量に比べて10%-20%、空中写真測量に比べて30–40%、LIDAR と比べて40–50%もコストを抑えられることが分かった。コストは現場の広さで変動するものの、どのような場合でもドローンを使った測量は従来の方法より、コストを抑えられることが証明されている。

3. 正確なデータ

正確さの比較

ドローンでのスキャンを行うたびに、無数の基準点を作成でき、それらを仮置土のサーフェスモデルの生成に使用することができる。私たちのカスタマーからはSite Scanのようなドローンでの測量の正確さは従来測量方法やLiDAR での測量に匹敵するとの声を聞くことができる。一般的に、Site Scanのドローンデータの正確さはレーザースキャンの95%以内に収まる。容積計算の正しさについての詳細はこちら

4.素早いクラウド処理、Autodeskとの連携

3DRのSite ScanとAutodeskのReMakeを使った骨材の容積計算

データを収集するだけでは終わらない。Site Scanのようなツールを使えば、クラウドで直接データを処理し、RCS/RCMとしてReMakeやCivil 3DなどのAutodeskのツールへエクスポートできる。また、Site Scanマネージャーで直接、Volume(体積)ツールを使って計ることができる。