日頃からSite Scanをご使用いただきましてありがとうございます。ユーザーの皆様からこれまでいただいた質問の中で、特に問い合わせ件数が多かったものを抜粋してまとめました。ご参照くださいませ。
フライト編
- Site Scanに対応しているドローンの機種は?
- 電波が入らない現場でフライトさせたい場合の対処法は?
- ドローンの機種の選択方法は?
- Site Scan でフライトする際の送信機のモードは?
- ドローンが設定した範囲とは異なる方向にフライトしてしまう場合の対処法は?
- フライト中に通信が切れてしまった場合の対処法は?
- ミッション終了後、ドローンが自動着陸せずに離陸地点とは別の地点で着陸してくる場合の対処方法は?
- フライト中にドローンがおかしな挙動をした場合の対処方法は?
- バッテリーが複数本必要なフライトを行う場合は?
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撮影データアップロード編
- フライトを行ったが、画像のアップロード方法がわからない
- 画像をアップロードしたが、オルソと点群が生成されない(SfM処理が行われない)
- 画像をアップロードしたが、地図上のおかしな位置に表示されてしまう
- フライトを行ったが、PC上にフライトデータが生成されない
[/minti_unordered_list][minti_spacer][minti_title]Site Scan Manager(解析ソフト:PC)に関する質問[/minti_title][minti_unordered_list show_separator=”no”]
GCP・GCP補正編
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解析・出力編
- 生成されたオルソ・点群がゆがんでしまった
- 同じプロジェクト内にあるすべてのミッションデータで、同じ計測範囲の計測を行いたい
- 生成したオルソ・点群データを出力したい
- Processing Reportの見方がわからない
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その他編
- Site Scan Manager(PC)が作業中に落ちてしまう
- 現場に設置する適切なGCPレイアウトは?
- オペレーターライセンスの権限を別の人に変更したい
- PDFがフライトアプリ上で正しく表示されない
- Site Scan でゴミ処理を行いたい
- ドローンを飛行させる場合に必要な申請は?
- Site Scan に対応しているカメラの種類は?
- Site Scan を使用可能な送信機の種類は?
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- DJI Phantom4 Pro V2
- DJI Phantom4 Advanced
- DJI Matrice 200
- DJI Matrice 200 V2
- DJI Matrice 210 RTK
- DJI Matrice 300 RTK
- DJI Mavic Pro
- Freefly Astro
※ 順次拡充予定
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- DJI Phantom4 Pro
- DJI Phantom4 RTK
- DJI Matrice 210
- DJI Matrice 210 V2
- DJI Matrice 210 RTK V2
- DJI Mavic2 Pro
- DJI Inspire2
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A. あらかじめ組んだフライト予定地の地図データをダウンロードすることで、電波の入らない現場でも地図を表示させながらプランニングをすることが可能です。
地図データのダウンロードについて(URL貼り付け)
また、Quick Map機能を使用することで、iPad上に画像をインストールし、現場のオルソ画像を作成して重ね合わせながらプランニングをすることも可能です。
A. iPadとプロポ(送信機)をライトニングケーブルで接続しSite Scan Flight Planningを開くと自動で機種を判別いたします。識別されない場合は、一度ライトニングケーブルを抜き差ししていただくことで自動判別いたします。
A. Pモードに設定してください
※送信機のモードについて
Pモード(ポジショニングモード)…ドローンに搭載されている衛星(取得機能)、コンパス、気圧計の情報をもとに自動で位置を制御しながらフライトを行うモードです。
Aモード(姿勢モード)…すべての情報を遮断し、パイロットの手動操縦となるモードです。Site Scanでの自動フライトミッション中にこちらのモードへ切り替えると、ミッション情報、衛星、コンパス、気圧計のすべての情報を切ることになります。
A. ドローンがコンパスエラーを起こしている可能性が高いです。Site Scanのフライト画面の右下の「一時停止ボタン」を押してミッションを中止させてドローンを戻してください。
反応しない場合は、プロポ(送信機)のモードをPモードからAモードに切り替えて、手動フライトでドローンを戻してください。
そののちにDJI GO 4を開き、コンパスキャリブレーションを実施してください。
A. あらかじめ「通信切れ飛行継続」を「ON」にしている場合は、ミッションを遂行し続けます。ですが、フライト中にiPadに送られてくる情報が無くなります。安全面を考慮する場合は、プロポのモードを「Pモード」から「Aモード」に切り替えて手動で離陸地点まで戻してから、再接続を行ってください。
A. プロポで操作を行い、離陸地点もしくは安全な場所へドローンをコントロールしてください。
※衛星取得のためなど、ミッション開始前に手動でフライトさせた場合はこの現象が起こる可能性があります
A. プロポのモードを「Pモード」から「Aモード」へ変更し、ただちに離陸地点もしくは安全な場所へ着陸させて下さい。その後、DJI GO 4などでキャリブレーションエラーが出ていないかなどの確認を行ってください。
A.ドローンのバッテリー残量をSite Scan上で確認しながらフライトを行い、離陸地点まで戻れる程度のバッテリー残量になったところで、Site Scan右下の一時停止ボタンを押し、ゴーホームさせてください。
着陸後に、バッテリーを交換し電源を入れ、接続と衛星取得を確認した後に、フライト継続を押してフライトを再開させて下さい。
A.アップロード方法は3通りあります。
1.ドローンから直接画像を吸い上げてアップロード(ドローンとプロポの電源を入れたままとなります)
2.SDカードリーダーを使用してiPadへ画像を取り込み、フライトアプリからアップロード
3.画像の入ったSDカードをPCに挿入してアップロード
A. Site Scan Manager(解析ソフト:PC)で処理がされていないフライトデータを選択し、画面左下にある歯車マーク(Process)をクリックします。
その後、SfM処理における設定画面が表示されるので、各項目を確認した後に右下の「Process」を2回押すと、処理が開始されます。
※目安として画像100枚以内で、1~2時間程度で完了します
A. 画像を撮影した際に、正しく位置情報が画像に入らなかった可能性があります。
【確認方法】
1.Site Scanから画像をダウンロード
2.画像の「プロパティ」を開き「詳細」にある「GCP」を確認し、位置情報が書き込まれているかを確認
※位置情報が正しく入っていない場合は、再空撮の必要があります
A. フライトアプリのクラウド同期がうまくいっていない可能性があります。以下の手順でクラウド同期を行ってください。
1.フライトアプリを開き、生成されないフライトを選択します
2.フライト名横にある雲マークをタップし、更新を選択すると雲マークが回り始め、クラウド同期が開始されます。
※電波環境が必要となります
A. GCPアップロードと同じ手順ですが、アップロードした際に手合わせで対応する座標値と画像内のGCP(対空標識)で位置合わせを行う必要があります。
A. Site Scanでは2つの方法でGCP補正を行うことができます。
1.各GCPが写っている画像を開き、手動でGCPの中心点をクリックする
※1つのGCPにつき5枚以上の画像を使用することが推奨となります
2.Auto GCP機能を使用して、半自動でGCPの中心点を取った後に残りの必要な枚数を手動で補正する
※全自動機能ではありません。ご認識などもあるため、必ず識別された画像を確認してから補正を行ってください
A. GCP補正作業を行い、画面右上の「Next」をクリックすると標定点と検証点の設定画面に移り替わります。
初期表示ではすべて緑色のGCPマークで表示されていますが、クリックすると赤色のチェックマークになります。
※緑色のGCPマーク…標定点、赤色チェック…検証点
以上を設定した後に、画面右上の「Comfirm」をクリックして処理設定画面へ進み、設定後「Process」を2回クリックして処理を開始させて下さい。
A. 以下の原因が考えられます。
1.ラップ率不足・画像が暗すぎる・画像不足などで、オルソ・点群生成に必要な特徴点の数を取得できていない
→再度フライトを実施する又は画像の明度を変更して再処理をする必要があります
2.撮影範囲の端でラップ率が不足している
→範囲を広げて再度撮影を行ってください
※写真測量の原理を使用するドローン測量では、撮影対象物に対して余裕を持った撮影範囲を設定していただくと、良いデータが取得しやすくなります
※全自動機能ではありません。誤認識などもあるため、必ず識別された画像を確認してから補正を行ってください
A. 計測結果を「お気に入り登録」することでプロジェクト内にあるすべてのフライトデータで同じ計測範囲の計測を行うことができます。
*お気に入り登録方法
1.計測ツールを使用し、左側の「All Mission Measurements」のログ欄に表記されたことを確認します
2.「☆」をクリックするとお気に入り登録され、「All Project Measurements」の欄へと移動します
※「All Mission Measurements」…Mission内でのみ使用可能な計測ログ
※「All Project Measurements」…Project内で使用可能な計測ログ
A. Mission左下の「Export(↓のアイコン)」から出力、共有が可能となっております。
1.ダウンロード可能形式
オルソ…tiff形式(DEM,DTMも可能)
点群…rcs形式、las.zip形式、laz形式
2.出力・共有方法
2-A.ダウンロード(Export→ダウンロードしたいファイルの一番右にある↓をクリック)
2-B.リンク共有(Export→リンク共有したいファイルの「Share」をクリック)
※オペレーターライセンス、またはアクセスライセンスでのSite Scanへのログインが必要となります
A. 弊社にて「簡易版Processing Reportの見方/ポイント」を作成しておりますので、ご希望の方はサポート担当までご連絡ください。
サポート担当:ソリューション事業本部:松本 TEL:03-3553-1122
A. Google Chromeで使用いただいている場合、日本語翻訳をしてSite Scanを使用すると落ちてしまうことがあります。日本語訳機能をOFFにして再度Site Scanへアクセスしてください。
A. 撮影範囲に対して、さいころの5の目を意識した配列が理想となります。また、それとは別で検証点を配置する必要があります。また、撮影範囲の一番高度が高い場所と一番高度が低い場所には必ず標定点を設置するようにしてください。
国土交通省国土地理院の「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」に標識の設置に関する記載がありますので、詳細につきましては、そちらをご覧ください。
・国土交通省国土地理院「無人航空機(UAV)を用いた公共測量」
別途、相談をご希望の方は弊社サポート担当までご連絡ください。
サポート担当:ソリューション事業本部:松本 TEL:03-3553-1122
A. 可能です。詳細につきましては、弊社サポートまでご連絡ください。
サポート担当:ソリューション事業本部:松本 TEL:03-3553-1122
A. Site Scan Manager にアップロードした PDF ドキュメントに方向に関する値が入っていたため、Site Scan フライトアプリがその情報を誤認識して発生する現象です。解決方法としては、以下の通りとなっております。
1. PDF を編集して回転させる
2.編集したPDFをSite Scanへ再度アップロードする
A. Site Scanにはございません。別途専用のソフトウェア等が必要です。
A. ドローン情報基盤システム(DIPS:機体等の登録)と、飛行情報共有機能(FISS:飛行場所、時間の登録)が必要となります。
詳細につきましては各HPをご覧ください。
・ドローン情報基盤システム
・飛行情報共有機能
- Phantom 4シリーズの固定カメラ
- Mavic Pro, Mavic 2 Proの固定カメラ
- Matrice…Zemmuseシリーズ(一部)
- Inspire2…Zemmuseシリーズ(一部)
- 3DR H520-G…E90カメラ
詳細につきましては以下のリンクをご確認ください。
・Site Scan Flight for ArcGIS – Matrix of Supported Drones, Cameras, and Lenses
https://community.esri.com/t5/imagery-and-remote-sensing-blog/site-scan-flight-for-arcgis-matrix-of-supported/ba-p/1009544[/minti_unordered_list]
A. SDK送信機タイプのみ使用可能となっております。送信機に直接画面が付随しているタイプの送信機は対応しておりません。